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1998年03月20日 15:07

クレアクレア


わが家には、生後5ヶ月ほどの子猫がいます。
あの巨大台風Pakaの前日にヒルトンホテル横の坂道で横たわっていた彼女を見つけたのです。
"死んでる"と最初思いました。
でも私がクルマで通り過ぎようとした瞬間、顔を上げ彼女の青い目が私を見て"助けて"と言ったような、、、
気がして、クルマをUターンさせました。
我が家にはインコ類が7羽いるので、最初は「傷の手当をしたら里親を探そう」と当然のように考え、
Dr.マラクーティーのアニマルメディカルクリニック動物病院へ彼女を連れて行きました。
注)マラクーティー先生はすご~く良い先生です。広島の獣医さん二人も太鼓判を押していました。
当日病院はとても混雑しており、暇な患畜の飼い主さん達は彼女のコトを尋ね、
"これはクリスマスプレゼントだヨ。飼うしかない・・・"
などと口々に無責任なことを言っていました。
そして彼女に診察の番がまわってきました。
すがるような目で彼女は私達を見ていました。
診察を終えた先生はポツリと言いました。
"選択肢は二つ。このまま眠らせるか、あなたが飼うかのどちらかです・・・"と。
ケガをしていた右前足は切断しなければならないと言うのです。
多分クルマに足をひかれたのでしょう。。。
その場で彼女は我が家の子となりました。
診察を終えると例の暇な人達と看護婦さんが
"やっぱりクリスマスプレゼントだ"と目をウルウルさせながら励ましてくれました。
そしてクリスマスイブに無事退院しクレアは我が家にきました。
先生は治療代を信じられないくらい安くしてくれました。
感謝感激です!!そんなクレアは今、、、、、3本の足で我が家を走り回る超悪ガキです。

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