税金について

－グアムの税制度の特徴－

日本にも国税と地方税があるように、米国にも連邦税と地方自治税があります。

連邦税は、内国歳入法 (IRC)に基づいて課税され(日本での法人税法、所得税法、贈与税法等)、 RCは米国税法の基となる法律です。

財務省の一部門である内国歳入庁(IRS)が日本で言う国税庁にあたり、税の徴収、税法の通達作成・指針・指導を行っています。

グアムは、アメリカ合衆国の属領(Territory)であり、税金に関しては、連邦政府のIRCが適用されていますが、 グアムは連邦税のみで、この税収は、すべてグアム政府の歳入となります。

(正確にはグアム税務署がIRCの規則に沿ったフォームで徴収している。また例外としてFICA[厚生年金]は、 連邦政府の監理下にある)

そのため法人所得税・個人所得税の体系は、米国連邦税を参照するとよいでしょう。

グアムは、州税などの地方税がない分、他の米国の州と較べて有利と言うこととなります。

米国では、収入源が一つしかないサラリーマンでも確定申告をする必要があります。

また税制改正が頻繁に行われるので、米国人は、税制の動向に敏感です。

グアムには、日本人又は日本語を解すスタッフのいる、

アーンスト＆ヤング(649-3700)

デロイト＆トシュ(646-3884)等の大手会計事務所や

その他会計事務所がいくつかあります。

税制に関して質問がある場合は、会計事務所へ一度訪ねてみると良いでしょう。