一足早く夏休みを取って参りました。
グアムからのサイパン旅行を東京に例えると『伊豆でのんびりした』と同じ感覚です。島にいると息が詰まる時があるので、気晴らしには最適です。
3年振りのサイパンは、グアムには遅れを取るものの、開発が進んでいました。特に繁華街は、日本、韓国、中国のレストランや土産物屋が氾らんし、まるでどこかの温泉街のようでした。
サイパンはビザや各種規制が緩く、日本を含む多くの外国人が進出しています。しかし、土地所有は認められていないため、進出しているのは小規模な外食店や土産物屋等。
観光客や人口の規模からみて、過当競争が繰り広げられていると思われるです。このことをグアムに当てはめてみると、全く逆でビザや各種規制が厳しく、力のある投資家でないと進出できない。競争は起こりにくいので、サイパンの方が観光ビジネスに活気が見られ、観光に関しては、サイパンの方が先を行っているです。
今回の旅のもう一つの目的はサイパンに進出している日系のビジネスの視察もありました。今回、日本から思い切ってサイパンへ移住したと人と知り合いました。尋ねてみるとグアムの方がマーケットが大きいからグアムへ行きたかったけど、ビザやなんやかでグアムは厳しく、サイパンに決めたと言うことでした。
確かにグアムに進出する場合は、駐車場、アルコールライセンス、ビザ等の規制がサイパンと比較すると厳しいようです。でも日本で多少実績を上げている会社の支店と言うことであれば、間違いなく進出出来ます。サイパンでは建設業者等の会社が日本人投資家の窓口になっているようです (不動産/賃貸/会社設立/出店等)。