-設立発起人及び取締役-
- 設立発起人及び取締役の員数は、3名以上7名以下となっています。(会社設立後、11名まで増やせます)。
- 会計役又は秘書役のいずれかは、グアム在住者でなければなりませんが、それ以外は、
米国籍所持者やグアム在住者でなくてもかまいません。
- 一人で複数の役員を兼ねることは可能ですが、社長と秘書役を兼任することは出来ません。
- 公証人の面前で定款に署名します。アメリカ以外で署名をする場合は、アメリカ領事館で行います。
そのどちらも都合悪く署名出来ない場合は、暫定的にグアム在住の取締役を任命することもできます。
-株式-
- 各取締役は、最低一株ずつ株式を所有します。払込資本の金額について、規定はありません。
しかし、授権資本金総額の20%を最低限設立に際し、発行しなければなりません。
※授権資本金総額=会社が発行できる最大限の株式。もう少し平たく言うと:授権資本金総額が$20,000とすると、
最低$4,000分の株式を発行しなくてはだめで、更に$1,000以上を会社設立時に払い込まなければなりません。
- 発行された株式の25%以上を、設立時に払い込まなければなりません。
-設立費用-
- 会社登記料は、定款$50、副定款$10の合計$60です。
日本からグアムに現地法人を設立される方の多くは、グアムの法律事務所に設立依頼をしているようです。
法律事務所は、公的書類作成や登記の代行もしており、司法書士的な働きもしております。
弁護士に設立を依頼すると、$1,500前後の請求書が届くでしょう。グアムに信頼できる人がいない場合、
秘書役を弁護士にお願いする場合が多いようです。
これであなたも、時計とにらめっこしながら弁護士さんと会う快感を味わうこととなるでしょう。
|